指定暴力団共政会本部を家宅捜索、組員の貸金業法違反容疑　広島県警

広島県警組織犯罪対策2課と広署は16日、指定暴力団共政会小原組組員林邦彦容疑者（60）=呉市広文化町=を貸金業法違反（無登録営業）の疑いで逮捕、送検した事件に絡み、広島市南区の共政会本部を家宅捜索した。　

県警によると、家宅捜索は33人態勢で実施し、約30分間で終えた。押収品については明らかにしていない。　

林容疑者は2018年1月30日ごろから昨年8月1日ごろまでの間、貸金業の登録を受けずに、借受人5人に計25回にわたって計77万円を貸し付け、貸金業を営んだとして、14日に逮捕された。「黙秘します」と話しているという。

中国新聞社