組織犯罪捜査の手法で「指示役」検挙へ 宮城県警が特殊詐欺対策室を移管<宮城>

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組織犯罪捜査の手法で「指示役」検挙へ 宮城県警が特殊詐欺対策室を移管<宮城>

特殊詐欺への対策を強化するため、県警は、特殊詐欺対策室を組織犯罪対策課に移管しました。

県警の「特殊詐欺対策室」は、これまで汚職事件などを担当する捜査二課にありましたが、1日から暴力団などを取り締まる組織犯罪対策課に移されました。

対策室は1人増えた20人体制となり、組織犯罪捜査の手法を生かして、詐欺グループの「指示役」の検挙を目指すということです。

―県警本部組織犯罪対策課・吾田克彦特殊詐欺対策室長 「特殊詐欺犯罪の組織性、上部組織の追及を強力に進めていきたい」

去年の県内の特殊詐欺の被害は280件、およそ4億4000万円にのぼり、今年も増加傾向が続いているということです。

仙台放送

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