噴火湾でナマコ約350キロを密漁…会社役員2人をさらに逮捕 暴力団の資金源か 北海道伊達市

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噴火湾でナマコ約350キロを密漁…会社役員2人をさらに逮捕 暴力団の資金源か 北海道伊達市

先月、北海道伊達市の伊達漁港の近くで、ナマコ約350キロを密漁した疑いで男10人が逮捕された事件で、警察と海上保安庁は、札幌市と江別市に住む会社役員の男2人を新たに逮捕しました。  

逮捕されたのは、札幌市北区に住む建設関係の会社役員橋本範行(はしもと・のりゆき)容疑者42歳と、江別市に住む自動車販売関係の会社役員、福島秋博(ふくしま・あきひろ)容疑者45歳です。  

2人は先月7日に、伊達漁港近くの噴火湾で、先月すでに逮捕された10人の男と共謀して、351キロのナマコを密漁した漁業法違反の疑いが持たれています。  

海上保安庁によりますと、新たに逮捕された2人は、密漁の現場に立ち会っていませんが、警察と海上保安庁は「捜査の過程で共犯の事実が浮かび上がった」と説明しています。  

取り調べに対し、2人は容疑を否認しています。  

警察と海上保安庁は密漁したナマコが暴力団の資金源となっているとみて、事件の全容解明を進めています。

HBC北海道放送

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