オレオレ詐欺など特殊詐欺などに対応する「組織犯罪特別捜査課」が発足 愛知県警
オレオレ詐欺などのいわゆる「特殊詐欺」の被害が拡大する中、1日、愛知県警に新しい対策組織「組織犯罪特別捜査課」が発足しました。
オレオレ詐欺や、還付金を装った振り込め詐欺などのいわゆる「特殊詐欺」の被害が増えています。
愛知県では、2021年の特殊詐欺の認知件数は874件で、2020年に比べて305件増え、約1.5倍となっています。
こうした中愛知県警で1日、特殊詐欺の対策や、準暴力団などの犯行グループの摘発に向けた新たな対策組織、「組織犯罪特別捜査課」」の発足式が開かれました。
同課では、特殊詐欺グループの壊滅を目指すほか、金融機関の口座や携帯電話など、詐欺に使われる「犯罪インフラ」を提供する個人やグループなどについても摘発をより強化していくということです。
原田治彦課長は、「高齢者の大切な財産がだまし取られる特殊詐欺が社会問題化している。組織の中枢を摘発するなど、より一層強力な捜査を推進していきたい」と決意を述べました。
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