「あと2回もらえる」ノートの記載→コロナ支援金の不正受給発覚 別事件で逮捕の暴力団員
新型コロナウイルス感染症対策の緊急小口資金と総合支援資金を不正に受給したとして、兵庫県警尼崎東署は22日、詐欺の疑いで、指定暴力団住吉会系組員で住所不定無職の男(37)を逮捕した。
逮捕容疑は2021年10月9日、暴力団員でないと偽ったり、無職にも関わらず収入が減少したと装ったりし、京都市社会福祉協議会に緊急小口資金と総合支援資金を申請し、同10月21日と11月12日、計50万円を不正に受給した疑い。調べに対し「間違いない」と容疑を認めている。
同署は今年2月24日、乗っていたタクシーの助手席後部を蹴って壊したとして、器物損壊容疑で男を逮捕。所持品から「あと2回もらえる」「京都市社会福祉協議会」などと書かれたノートが見つかり、今回の容疑が浮上したという。
神戸新聞NEXT