客から総額44億円以上を預かったか 名古屋の自営業の男を逮捕
国からの登録を受けないで客2人から約3400万円を預かり、FX取引で運用したとして30歳の男が逮捕されました。男は客から総額44億円以上を預かっていたとみられています。
金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中区の自営業・市瀬裕紀容疑者(30)です。
警察によりますと、市瀬容疑者は3年前、国の登録を受けていないにも関わらず、客の女性2人から約3400万円を預かり、外国為替証拠金取引いわゆるFX取引で運用した疑いがもたれています。
市瀬容疑者は海外にFX取引用の会社を2社設立していて、押収されたパソコンには2017年5月から2020年10月までの間に、のべ6000人から約44億3000万円を預かった記録が残されていたということです。
警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。警察は預かった金の使い道を調べるとともに、一部が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べを進めています。
CHUKYOU TV