茨城・ひたちなか発砲2人死亡 組幹部が組員射殺し自殺か 借金トラブルも

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茨城・ひたちなか発砲2人死亡 組幹部が組員射殺し自殺か 借金トラブルも

茨城県ひたちなか市北神敷台の指定暴力団極東会系の事務所で7日、拳銃が発砲され組員2人が死亡した事件で、死亡した2人のうち桜井増美幹部(72)が結城嘉則組員(54)を射殺した後、自らの頭部に発砲して自殺したとみられることが8日、捜査関係者への取材で分かった。原因は借金返済を巡るトラブルとみられ、県警が調べている。

県警によると、2人が所属する組は構成員20~30人で、7日は事務所1階で数人が会合を持っていた。消防への119番通報は「50代男性が銃で撃たれた」という内容だった。

県警捜査員が駆け付けた際、現場に拳銃1丁が残っていた。県警はトラブルが組内部にとどまり、外部との抗争の可能性は低いとみている。

県警は現場にいた組員数人から事情を聴くほか、2人の遺体の硝煙反応やDNA型鑑定などを通し、発砲の状況を詳しく調べる。

茨城新聞社

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