受け子の供述で浮上…暴力団組員の男2人逮捕　特殊詐欺グループ幹部か

高齢女性の孫になりすまして現金950万円をだまし取ったとして、暴力団組員の男2人が逮捕されました。これまでに逮捕したメンバーの供述などから2人が浮上しました。　

指定暴力団住吉会系の組員・小林英夫容疑者（46）と山本真亜久容疑者（29）は2018年1月、仲間と共謀し、埼玉県に住む70代の女性に孫を装って「会社の金を使ってしまった」などと嘘の電話を掛け、現金950万円をだまし取った疑いが持たれています。　

警視庁によりますと、小林容疑者は特殊詐欺グループの幹部とみられ、山本容疑者は現金を受け取る「受け子」に指示を出していたということです。　

これまでに逮捕した受け子の供述などから2人が浮上しました。　

警視庁は金が暴力団に流れたとみて調べています。

テレビ朝日