「現金が至急必要…」 孫を装って高齢女性から300万円騙し取った疑い 暴力団組員の男を逮捕
孫を装って電話をかけ、高齢女性から現金300万円を騙し取ったとして暴力団組員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは群馬県太田市に住む指定暴力団 住吉会系組員の高島将己容疑者(30)です。
警察によりますと男は2021年6月28日、仲間と共謀して島根県浜田市に住む高齢女性(80代)に、孫を装って電話をかけ、「現金が至急必要」、「同僚の弟に現金を渡してもらいたい」などと話し、300万円を騙し取った疑いが持たれています。
警察は事件の翌日、同僚の弟を装って現金を受け取りに来た別の男を詐欺の疑いで逮捕していて、その後の調べで、現金回収役と見られる暴力団組員の男の関与が明らかになったということです。
調べに対し男は「まったく身に覚えがない」と容疑を否認しています。
浜田警察署はグループでの犯行とみて、詳しく調べています。