広島県公安委員会 指定暴力団「共政会」11回目の指定へ
施行から30年となった「暴力団対策法」に基づき、県の公安委員会は、広島市に拠点を置く指定暴力団「共政会」に対する意見聴取を開いたが、「共政会」側は欠席…。再指定される見通しだ。
意見聴取は、「共政会」を改めて「指定暴力団」に指定することに対して、暴力団側が意見を述べる場だ。11回目の指定に向け、18日県警本部で開かれたが、「共政会」側は欠席した。県公安委員会は、現在の指定期限が切れる7月26日までに、再び指定する方針だ。意見聴取は、施行から30年を迎えた「暴力団対策法」に基づき、3年おきに開かれているが、「共政会」は1992年の第1回手続きに出席して以降、欠席している。県内で活動する指定暴力団は3団体あるが、構成員はおよそ200人余りで、減少が続いている。
広島テレビ放送