留置場で29歳男性に「出たら面倒見たる」暴力団に“スカウト”か 六代目山口組『瀬戸一家』傘下の組長逮捕
警察署の留置場で男性を暴力団にスカウトしたとして、六代目山口組傘下の組長が逮捕されました。
逮捕されたのは、六代目山口組「瀬戸一家」傘下の組長・森勇人容疑者(54)です。
警察によりますと、森容疑者は今年3月、愛知県警安城署の留置場で、同じ時期に勾留されていた男性(当時29)に対し、「出たら面倒見たるわ。俺が親になったるわ」などと脅し、自分の組に加入させようとした疑いが持たれています。
森容疑者は自身が釈放された後も、男性に対して留置場に差し入れをしたり、男性の裁判を傍聴して姿を見せたりしていたということです。
調べに対し、森容疑者は「黙秘します」と認否を留保していますが、警察は暴力団の構成員が年々減少する中、新たな組員を確保しようとしたとみて調べています。
東海テレビ