ナマコ密漁グループ、10人を逮捕…現場は伊達漁港沖の噴火湾、船の操縦、潜水、見張りなど役割分担して犯行か
7日夜、伊達漁港近くの噴火湾でナマコを密漁したとして、札幌市などの男10人が逮捕されました。
漁業法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市に住む24歳から45歳までの男9人と伊達市に住む48歳の男1人の合わせて10人です。
10人は7日、伊達漁港からおよそ800メートルの沖合でナマコを密漁した疑いが持たれています。
室蘭海上保安部などによりますと、10人は小型船1隻を使い、潜水や船の操縦、岸での見張りなど、役割を分担して犯行に及んだとみられています。
室蘭海上保安部と警察は合同捜査で、7日午後11時すぎ、小型船が伊達市南黄金町に戻ったところで10人全員を逮捕しました。
幅80センチ、高さ40センチ、奥行き40センチのケース12個分のナマコを押収しています。
警察は、密漁されたナマコが暴力団の資金源となっている可能性も視野に、流通経路や余罪などについて調べをすすめる方針です。
北海道放送