業務上知りえた情報を知人に漏えい 書類送検の県警本部警視を不起訴に 松山地検【愛媛】
業務上知りえた情報を知人に漏らしたとして、今年2月に書類送検された愛媛県警本部の警視について、松山地方検察庁は15日、不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは県警本部の50代の男性警視です。
関係者などによりますと、この男性警視は県警本部組織犯罪対策課に所属していた、おととし5月ごろに知人の男性に特定の企業が暴力団と関係ないという趣旨の情報を漏らしたということです。
愛媛県警は今年2月、この警視を戒告処分としたうえで地方公務員法違反の疑いで松山地検に書類送検していました。
松山地検は15日、この警視を不起訴処分としました。
不起訴の理由について、松山地検は「証拠関係に照らして」と説明しています。
テレビ愛媛