8年前、茨城の山中に男性遺棄の暴力団事件 新たに男2人逮捕
8年前、千葉県松戸市の男性を茨城県内に遺棄したとして住吉会系の暴力団組員ら7人が逮捕された事件で、警察は、新たに事件関係者の男2人を逮捕しました。
この事件は、指定暴力団・住吉会系の暴力団組員・吉田将豪容疑者(38)ら男7人が、松戸市の職業不明・高橋源太さん(35)を2014年3月に自宅近くから拉致して、その後、殺害したとして逮捕されたものです。警察はその後の捜査で、柏市の鉄筋工・大友仁容疑者(37)ら男2人にも高橋さんの殺害に関与した疑いが強まったとして、きょう(27日)午後、新たに逮捕しました。
警察によりますと、今月4日、土に埋められた高橋さんの白骨遺体が茨城県内の山林で見つかったことをきっかけに捜査が進展し、男9人の逮捕に至ったということです。警察は、ほかにも共犯者がいる可能性があるとみて、事件の詳しい経緯を調べています。