服役中の暴力団員の社会復帰を推進へ 名古屋刑務所と愛知県警が協定書 出所前から支援を可能に
服役中の暴力団員の社会復帰を支援するため、名古屋刑務所と愛知県警が連携を強化します。
これは、刑務所に服役中の暴力団員が、よりスムーズに社会復帰できるよう支援を強化するものです。
15日午後に行われた締結式で、名古屋刑務所の平良敦志所長と愛知県警組織犯罪対策局の大熊博文局長が協定書にサインしました。
これまで、警察と刑務所との間で組織からの離脱の意思や、希望する就労先に関する情報が円滑に共有されず、支援に遅れが生じていました。
新たな協定で、警察が就労に関することや出所後の住居の手続きなどについて出所前から支援することが可能となります。
現在、名古屋刑務所に収容されている、3人に1人が暴力団員で、愛知県警は組員の社会復帰を進め、暴力団壊滅につなげたい考えです。
CBCテレビ